お客様の声・事例 -User Voice-

株式会社アルク
教育事業本部 文教営業部 部長 植元 映直様

株式会社アルク様 会社概要

子供から大人まで、学生からビジネスパーソンまで幅広い層に語学に関するサービスを提供している会社です。
1982年にスタートした通信講座の累計受講者数は250万人以上にもおよびます。
企業向けの社内研修は約3800社に提供。書籍においては、「キクタン」シリーズが約350万部、「ユメタン」シリーズが約150万部、「起きてから寝るまで」シリーズが約200万部の発行部数を誇っています。

法人サイトURL:http://www.alc.co.jp/

BPOサービス導入のきっかけをお聞かせください

当社は毎年、全国の大学新入生に対してTOEICの学習教材を販売しています。2013年、その教材を購入した大学新入生に「教材を使ってみてどう思った?」「どの教材が役立った?」「使わなかった教材は?」などのアンケートをとったところ、憂慮すべき課題が見てきました。

英語学習ダイアリーという日記形式の教材に対し、「面倒で使わなかった」という回答が非常に多く見受けられたのです。英語学習ダイアリーは、記録することで自分が積み重ねてきたものを振り返ることができる重要な教材です。当社としては、英語学習ダイアリーを使ってもらえる施策を考える必要がありました。

そこで注目したのがスマホです。「毎日持ち歩き、触れるスマホだったら英語学習ダイアリーも記録するんじゃないか」「だったらスマホで簡単に記録できるシステムを提供しよう」という発想で生まれたのが、Webアプリケーションの「PESM/ペスム(Personal English Study Manager)です。この「PESM」をうるるさんに開発していただきました。

インタビュー1

うるるBPOを開発会社に選んだ理由と「PESM」の導入効果についてお聞かせください

すでに当社は、様々な部門でうるるさんのBPO活用させていただいています。ですので「PESM」を思案しているときも、うるるさんに「システム開発」を依頼すればという声が多く聞こえてきました。後述しますが、うるるさんは提案力がありますから、迷いはありませんでしたね。

今の学生は講義のメモもスマホで取るぐらいですから、「PESM」は学生に好評です。何より、販売店様の反応が良いのがうれしいですね。「学生のためになることを提案したい」と販売店様は常々語っていますから、スマホ対応は抜群の反応だったんです。どんな良い教材をつくっても、販売店様が売りたくないといえばそれまで。現在は当社の教材を積極的に販売していただいています。

うるるBPOをどのように評価されていますか

今回の「PESM」は、うるるさんなしではありえませんでした。私は開発に関しては素人ですから、当社がやりたいことだけしか言えません。でも、うるるさんは、私の意図をくみ取り、最良の提案をしてくれました。しかも、専門用語を使わず、翻訳して分かりやすい言葉で話してくれるので、私も理解することができるんです。

開発当初のことを例に挙げます。実は開発当初はネイティブアプリも考えていましたが、当時はガラケーの所有率が2割を超えていたため、アプリだとすべての学生に同じサービスを提供するのは難しいと判断し、端末を問わずサービスを提供できるWebアプリケーションをうるるさんと考えました。そのとき、うるるさんからは低コストで手軽なパブリッククラウドでの運用を提案していただきました。自社サーバーだと様々な課題をクリアする必要があり、準備期間にも限りがあったので助かりました。トラフィック問題も考える必要がありません。

「PESM」は年々進化しており、現在のバージョンでは音声再生、動画配信、簡単な適正診断なども行えるようになっています。音声再生をとっても、うるるさんの提案力はすごい。私は「音声をスマホで再生できる」程度に考えていましたが、うるるさんは“大学一年生が対象”としっかり認識したうえで、再生の手軽さ、スマホの通信容量限を考慮し、通信に負荷のかからならいストリーミングのプレーヤーを提案いただきました。うるるさんは利用状況を想定し、「誰がどうやって使う」をイメージして開発しているのが本当に素晴らしいと感じます。

インタビュー2

今後、うるるBPOに期待することをお聞かせください

今現在、「PESM」は教材のサポートツールですが、書籍の教材を電子化してPESMに組み込むなど、いずれは「PESM」が上位にくることを想定しています。

そのときも、ぜひこれまで通り、ご提案をいただきたい。我儘な客であることは十分に承知していますが、今後もよろしくお願いします。

インタビュー3

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