OCR処理

料金はプロジェクトの内容や作業工数によって異なるため、具体的な見積もりには直接お問い合わせください。

→プロジェクトにより業務フローは異なりますが原則下記の流れとなります。

1. 画像の取得
   OCR処理の対象となる画像を取得します。
   スキャナー等を使用し当該の書類をPDFデータとして保存します。
2. 前処理
   取得した画像は、OCR処理の前に事前処理を行います。
   事前処理は主に画像の回転や補正、不要箇所のトリミング等
   OCRエンジンがより正確にテキストを認識できるよう処理を行います。
3. テキスト検出
   OCRシステムは、Adobe社のAcrobatProを使用し、
   当該のPDFデータに対して、自動的にテキスト認識を行います。
   また、スキャナー機付属のOCRソフトを利用することもございます。
   この場合はスキャニングを行いながら同時でOCR付与も行えます。
4. 文字認識
   テキストが検出されたら、OCRエンジンは各文字を認識し、テキストとして抽出します。
   文字認識は、パターン認識を使用して行われます。
   ※AI-OCRの様な、機械学習を用いたOCRエンジンを利用する事も可能です。
5. ランダム検品
   各PDFデータにOCR処理が施されデータの編集履歴が更新されているか確認後、
   画像データ自体の目視確認を行います。
   ※全体量の5％程度に実施
   
6. 手動補正（オプション）
   OCR処理完了後、テキストの正確性や整合性を向上させるため手動補正を行う事も可能です。
   誤った文字認識を修正し、正確な文字認識を可能とします。

各案件単位で運用担当者の選定・チーム作成を行い、運用を行います。
また以下の5つのポイントを踏まえて、原本の受領からご納品まで行います。

1. お客様とのコミュニケーション
   原本受領後～納品完了までの間、運用担当者よりお電話やメール等を通じて、
   仕様書の確認、作業時の不明点等、進捗状況の報告等、お客様との認識に相違が無いよう
   適宜コミュニケーションをとらせて頂きます。
2. 専門知識とトレーニング
   弊社がこれまで培ってきた知識・経験を基に、より品質高く、より効率的に作業を遂行できるよう教育を実施しております。
   また、スキルマップ（弊社独自で作成）を用いて、過去同様案件の経験を有しているスタッフを
   一定数アサインすることで全体の精度向上を行っております。
3. 品質管理と品質保証
   高品質なサービスを提供するために品質管理プロセスとして、
   弊社の品質基準に従って作業を管理し、品質管理チームによる検品作業の実施等により
   品質向上の取り組みを行っております。
4. 作業設備とセキュリティ
   お客様のご希望や、電子化を行う書類の状態等を基に
   適切な機材や運用フローを導入し、高品質化・効率化を促進します。
   また、センター内のセキュリティ対策、データの保護にも十分な配慮をしており
   全従業員への定期的なセキュリティ教育を実施しております。
5. 問題解決とエスカレーション
   事前にお取決めした仕様にマッチしない、想定される以上の数量が到着した等、
   お客様が想定されていないイレギュラーな事象が発生した場合、
   運用担当者や担当営業より、お客様へご連絡させて頂き、作業方法や、作業量について
   お客様のご希望を伺い最適な対応方法をご提示させて頂きます。